Cannabis in Canada

カナダ 大麻合法化より7年のお祝い GrowUp Conference & Expo

カナダは今年の10月17日で大麻の合法化から7年目を迎えます。そのアニバーサリーとして、アルバータ州にあるエドモントンでは、9月29日から10月1日までの3日間、カナダでNo.1カンナビスイベントと称される「GrowUp Conference & Expo」が開催されます。開催期間中は業界エキスパート、経営者、医療関係者、立法関係者、インフルエンサーなどが一同に会し、さまざまな意見交換や最新の製品の紹介などが行われます。また、世界市場のについても、各国各地より集まるスピーカーより最新の動向が伝えられるパネルディスカッションも予定されています。 カナダのエドモントンと言えば、大麻業界のインフルエンサーであり、俳優であり、コメディアンである「チーチ&チョン」のトミー・チョンの出身地です。当日は、本人はもちろんの事、トミー・ションが率いるブランド「Tommy’s Craft Cannabis」もチームで参加することが予定されています。 また前夜祭として、市内を流れるNorth Saskatchewan riverでの船上パーティーも行われることになっており、こちらは200名限定のイベントとなっています。私たちCJC Advisory Networkも前夜祭からイベント最終日まで参加いたします。

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カナダ、クリスマス 大麻製品の売り上げ

カナダの大麻市場における販売動向についてのデータがCova社から提供されています。Cova社は、POS、eコマース、デジタル決済ソリューションを提供する大麻小売管理ソフトウェアを販売する企業であり、彼らのデータ分析は、業者が販売のトレンドを予測し、在庫管理、人員配置などを計画する上で非常に有用です。 まず、1週間の販売動向に注目すると、カナダでは金曜日が大麻販売の最も忙しい日であることが分かります。特に長い週末の前の金曜日は、他の曜日に比べて顕著な販売増加が見られます。週の初め、特に月曜日から水曜日は比較的静かで、木曜日と金曜日に向けて売上が上昇する傾向があります。この傾向は、カナダで大麻が合法化されて以来、現在も一貫しています。 さらに、年間を通じての特別な日、特に祝日における販売動向を見ると、2022年にはカナダデー(カナダ建国記念日)の売上が4/20を上回り、通常の日に比べて72%も高かったことが注目されます。これは、カナダデーがカナダにおける最大の大麻販売日となった初めてのケースであり、カナダの国民的な祝日の文化的な重要性と、夏の始まりというエッセンス的な理由で、カナダ人が大麻を祝賀行事に取り入れる傾向があることを示しています。 その他の重要な日としては、ハロウィンやスーパーボウル、大晦日も、通常の日に比べて売り上げが大幅に増加する日として挙げられます。これらの日は、それぞれ34%、36%、45%の売上増加が見られ、カナダの大麻市場において重要な日であることが分かります。 また、特に注目すべきはクリスマス期間の売り上げです。クリスマスでは、平均的な日に比べて54%の売上増加が見られました。これは4/20の売り上げをも上回る数字であり、カナダにおける大麻消費の傾向が、従来の4/20から、より広範な祝日や特別なイベントにシフトしていることを示唆しています。 このように、カナダの大麻市場は、特定の日や祝日には販売の増加するという明確な傾向を示しています。小売業者はこれらのデータを活用し、適切な在庫管理やプロモーション戦略を立てることで、売り上げを伸ばすことが可能になります。特に祝日や特別なイベントの前には、顧客の需要を満たすための準備を整えることが重要です。また、これらのデータは、カナダの大麻市場がどのように成長し、変化しているかを理解する上でも貴重なデータとなります。 Reference: Cova、Cannabis Retailer「Is 420 the biggest cannabis sales day? 」

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Uber Eats and Leafly partner to start cannabis delivery services in British Columbia

Due to a collaboration between Leafly, a top online cannabis marketplace and information source, and Uber Eats, a world leader in ecommerce and delivery technology, British Columbians will be able to order safe, legal cannabis tomorrow, Tuesday, April 18, and have it delivered right to their homes. British Columbians 19 years of age and older

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カナダの大麻に関わる実態・意識調査2022年度版

大麻を使用する人々の習慣や大麻使用に関する行動についての詳細な情報を得るため、カナダ保健省は2017年から毎年Canadian Cannabis Survey(CCS)という調査を実施しています。大麻の消費量や医療や嗜好目的などの使用パターン、入手先や価格、大麻の影響下での運転といった公共の安全などについて調査しています。今年の「Canadian Cannabis Survey 2022」には去年までの質内容に引き続き、以下の3つが追加されました。 ペットや人間による家庭内での大麻製品の誤飲事故について 大麻に関する宣伝や広告への接触頻度について コロナウィルス流行期間中(過去12ヶ月)の大麻消費の変化について 今回の調査は2022年4月4日から6月20日の間に行われ、カナダの全州及び準州に住む16歳以上の人が対象で、調査結果は無作為に選ばれた10,048人からの回答に基づいています。 1. 大麻の害に対する知識や考え方 これら3つの質問について、大多数のカナダ人がこれらにリスクはあると回答しました。 大麻には害がある 毎日やほぼ毎日の大麻使用は精神的な健康問題のリスクを高める 10代は成人より大麻使用のリスクが高い 2. 大麻が身体に及びす影響、公衆衛生に及ぼす影響、 または安全に関する警告メッセージがある場所について 大麻製品のパッケージやカナダ保健省のウェブサイトに記載されている健康への警告メッセージを見たことがあるかどうかという質問。警告を見たと回答したのは29%、分からないと回答したのは11%で、いずれも2021年と変わっていません。警告を見たことがある人のうち、半数以上(55%)が「大麻の使用に関する害の知識が多少なりとも増えた」と回答。警告を見なかった人のうち、70%が「大麻の害について多少なりとも十分に知っている」と感じており、2021年(72%)より減少しています。 ペットや人間による家庭内での大麻製品の誤飲事故 ペットや人間が誤って大麻を摂取したことがあるか(例:大麻が含まれていることを知らずに何かを食べたり飲んだりしたこと)という質問に対し、誤飲があったと回答したのは1%でした。家庭内での誤飲を報告した人のうち48%がペット、23%が大人、22%が自分、13%が14歳以上の未成年と回答しています(複数回答可)。13歳未満の子どもの誤飲は、数が少なく推定できないため報告の対象外となっています。 大麻の受動喫煙について​ 過去30日間に大麻の煙や蒸気の副流煙にさらされた場所についての質問で、最も多かった回答が公共の場(44%)と、2021年の33%から増加しています。カナダに住む人の20%が家庭内で大麻の受動喫煙を経験した事があると回答し、2021年の17%から増加しています。また車内でも6%と、2021年の5%から増加しています。職場や学校でも、全体で7%が大麻の受動喫煙を報告しており、2021年の5%から増加しています。 3. 社会的な需要性 大麻を含む様々な嗜好品を摂取することに対する需要性に関する質問です。最も社会的に受け入れられる物質はアルコール、次いで大麻、その次にタバコとなっています。大麻を使用している人は、すべての嗜好品に対しての需要度が高い傾向にあります。 4. 危険性に関する認識 さまざまな嗜好品をたまに使うことに関するリスクがどの程度あると思うかという質問です。リスクは「リスクなし」「わずかなリスク」「中程度のリスク」「大きなリスク」「わからない」の5段階での評価されています。 一般的に大多数の人がアルコールや大麻をたまに使う程度では、リスクはない、あるいはわずかなリスクしかないと感じている一方で、タバコの喫煙やニコチン入りの電子タバコをたまに使うことは、大多数の人が「中程度のリスク」または「大きなリスク」があると感じています。 また日常的な使用についても尋ねたところ、タバコの喫煙(95%)、ニコチン入り電子タバコの使用(87%)、飲酒(77%)、大麻の吸引(75%)、大麻の喫煙(74%)、大麻の食事(64%)について、大多数の人が「中程度もしくは非常にリスクがある」と感じていることが明らかになりました。 過去12カ月に大麻を使用した人では、前述の物質を定期的に使用することで「中等度または大きなリスク」を感じる割合は2021年より少なくなっていました。 妊娠と授乳 妊娠中や授乳中に大麻を使用してもよいかどうか、同意するかどうかという質問に対し、過半数以上のカナダ人(86%)が「同意しない」と回答しています。これは2021年から変化はありません。 16歳から50歳の女性に対して行った、妊娠時の大麻使用についての質問では、大麻使用者の内、子どもの妊娠が分かり大麻の使用をやめたと答えたのが96%、母乳育児をした人では94%が子どもの授乳期間中に大麻を使用しなかったと回答しています。 これらいずれも2021年から横ばいとなっています。 大麻の使用とその影響下における弊害について 大麻の使用とその使用の影響下における弊害についての質問で、THC(δ-9-テトラヒドロカンナビノール)濃度の低い大麻製品の摂取は、大きな障害につながらないと答えた人は全体の42%、何らかの弊害があるという回答は19%、分からないとの回答が39%でした。過去12ヶ月以内に大麻を使用した人だけに同じ質問をした場合、大多数(70%)がTHCの濃度が低い製品は大きな障害につながらないと回答しましたが、9%がつながる可能性があると考え、21%が分からないと回答しました。 エディブル製品を使用した場合、効果を十分に感じるまでに最大4時間かかると回答した人が52%、そう思わないとの回答が10%、分からないという回答が38%でした。 大麻の吸引による使用の場合、効果はエディブルよりも長続きしないと回答した人は37%、長続きすると回答した人は10%、分からないと回答した人は53%でした。 大麻使用は習慣化するのか? 過去12ヶ月に大麻を使用したと回答した人のうち91%、大麻を使用していない人のうち89%と大多数が、大麻は習慣化する可能性があると考えています。 5. 大麻の使用 コロナウィルスの流行が大麻の使用に与える影響 過去12ヶ月間に大麻を使用した人に対し、コロナウィルスの流行により、大麻の使用量が前年から変化したかどうかという質問が行われました。 53%が同じ量の大麻を使用したと回答し、24%が使用量の増加を、23%が減少したと回答しました。コロナウィルスの流行による大麻の使用量の変化は主に若い年齢層に影響しており、25歳以上の大多数(57%)は、同じ量の大麻を使用していると回答しています。また21%がコロナウィルスの流行によって大麻の使用量が増えたと回答しています。 大麻の使用開始年齢 大麻を使用したことがあると回答した人に、初めて大麻を試した年齢や使用を開始した年齢に関する調査をしています。大麻使用開始年齢の平均は20.5歳で、2021年の20.4歳からほとんど変化していません。女性は男性よりも初めて大麻を試した年齢が遅く女性は21.2歳、男性は19.9歳という結果でした。大麻使用開始平均年齢の違いは、州や地域によっても差があり、18.5歳から21.3歳とい結果でした。 6. 大麻の使用頻度 過去12ヶ月間に大麻を使用したと回答したカナダ人に、使用頻度に関する質問をしたところ、約半数(52%)が月に3日以下の大麻使用と回答し、18%が毎日大麻を使用したと回答しています。6~19歳は20~24歳(30%)に比べ、月1回未満の大麻使用と回答した割合が高く(40%)、男性(29%)は女性(21%)に比べ、毎日またはほぼ毎日(週に5~6日)使用すると回答した割合が高くなっています。 7. 毎日もしくはほぼ毎日大麻を使用する人の割合

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どうなる?2022年のバンクーバー420!?

1995年にバンクーバーのヘイスティングストリートにあるビクトリアスクウェアから始まり毎年行われてきた「420 バンクーバー」というカンナビスマーチ。 世界各国から毎年約10万人を集める世界最大のカンナビスイベントも、コロナの影響により2020年からは行われていませんが、いつもこの季節になると復活を待ち望む声が多く聞こえてきます。 しかし今年もまだパンデミックが完全に収束しているとは言えず、今月の3月上旬には主催者からホームページ上で今年の中止が発表されました。 元々はダウンタウンのアートギャラリーで行われて来たこのイベントも、近年では主催グループによりサンセットビーチに会場が移されました。 コロナパンデミックの影響で理想通りのイベントを開催する事ができないというのが今年もキャンセルとなった理由ですが、4月20日の直前というここにきて非常に興味深いニュースが飛び込んできました。 元々のDana LarsenやJodie Emeryなどがいる420Vancouver主催者ではなく、全く別の人物が元々420Vancouverの会場であったアートギャラリー前で420イベントを行うと発表したのです。 このイベントの主催に名乗りを上げているのがCannabis Substitution Programの創業者であるNeil Magnusonという人物で、「パンデミック以前の素晴らしい420バンクーバーをまた復活させる為、また世界が羨むカナダの現在のカンナビス在り方だが、実はカンナビス法やカンナビスマーケット共にまだまだ改良する必要があるという事を知らせる為にイベントを復活させる必要がある。」と述べています。 Cannabis Substitution Programは高THC配合のエディブルや大麻製品をを配布し、北米のオピオイドクライシスに苦しむ人たちをサポートしている団体です。 Neilの言葉はさらに続く。 「2018年、カナダが嗜好目的で大麻を合法化した事により私たちの行動はより一層必要なものとなりました。嗜好大麻の合法化の影響により、エディブルを作るためのオイルなどの入手がとても高価なものになってしまい、本当に必要としている病気の人たちにとっては効果のある大麻製品は逆に手に入れにくくなってしまいました。また嗜好目的での利用に関するリスクに注視する事は良い事ですが、医療目的で大麻製品を使う必要がある人の事が考慮されず、高THCエディブルは法律により販売できなくなっていますが、これらは様々な薬物のアディクションから抜け出す為に非常に有用なものです。」 「カナダ政府は裕福な人たちが大麻ビジネスに参入し利益を上げるためのシステムはうまく作りましたが、見方を変えれば裕福な人々は政府から「合法」という武器をもらい、今までブラックマーケットの中で病人をサポートしててきた人々から利益を奪っている状況です。現在のカナダの大麻取締法は大麻を必要としている病人やユーザーの声を元に作られるべきですが、残念ながら現実はそうではなく、大手カンナビス企業の株主の声が反映されています。」 420バンクーバーはあくまで法律改正求める為のマーチなので、市や政府からの補助金は受け取りたくないとしていた今までの主催者側の気持ちはとてもよく理解できます。 その点についても今回の主催者がどんな動きをするのかにも注目が集まっています。 とにかく今までとは違った形で展開する可能性が出て来た420バンクーバー。 可能な方はアートギャラリー前にフラっと遊びに行っても楽しいのではないかと思います。 参考サイト: Vancouver Sun

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アルバータ州でヘンプ産業が急成長!?

カナダ、アルバータ州でヘンプの栽培事業が大きな注目を浴びています。 4月21日からは州内エドモントンにあるRenaissance Hotel で Exploring the World of Hemp Opportunities conferenceが行われ、これからのヘンプビジネスについて意見の交換などが行われます。 「アルバータ州でヘンプはこれからさらに重要な産業になると捉えられており、経済を多様化させ多くの職を生み出すポテンシャルがある」とExploring the World of Hemp Opportunities conferenceを主催するPerry Kinkaideはインタビューで答えています。 またKinkaideは「健康な食品としてのヘンプシードやヘンプオイルの持つ価値に世界中が気がつき始めている。また産業大麻のリサーチも進んでおり、繊維や建材、プラスチックや航空機部品の原料などへの有用にも大きな関心が集まっている。」とも述べています。 Kinkaideにとってカンファレンスを主催するのは今回が3回目で、今年の内容はファイナンスやマーケティングに関するものが中心になるそうです。 会場では大手銀行の投資部門やヘンプ企業からスピーカーが登場し、参加者は「ヘンプ産業にとっての挑戦」や「ヘンプ産業のポテンシャル」などについて学ぶ事ができ、アルバータ州政府の大臣Doug SchweitzerとRick Wilsonの基調講演も行われます。 ヘンプの可能性 カンナビスの仲間で0.3%以上のTHCを含まないものがヘンプに分類されます。」今回のカンファレンスのパネラーの一人でありNatural Fibre Technologies の Jesse Hahnはそう述べています。 カナダでは1998年よりヘンプの栽培が合法化されており、栽培の主な目的は種子に含まれるオメガ脂肪酸や茎からとれる繊維質です。 また2018年に嗜好大麻が合法化されて以来、ヘンプ農家は花穂や葉も販売できる様になり更にそのポテンシャルは広がりました。 the Alberta Hemp Alliance の Manny Deolによると、アルバータ州内のヘンプの栽培はまだまだ十分ではなく、キャノーラの作付け面積が6.700,000エーカーであるのに対し、ヘンプの作付け面積は40,00エーカーに留まっていますが、現在Canadian Rockies Hemp Corp. と Blue Sky Hemp Venturesが州内に大きな施設を作っており、5年以内にヘンプの作付け面積は1,000,000エーカーにまで拡大すると予想されています。 Kinkaideによるとアルバータ州では剥皮作業を行う施設が不足しており、それらの施設に導入する設備には多くの資金が必要である事が問題になっていましたが、最近ではトラック程度の大きさで$300,000位のものも購入できる様になってきおり、今まで以上にマーケットに参入しやすくなってきています。 「さらに多くの品種のヘンプを許可することにより、カナダのヘンプ産業は更に繁栄するでしょう。」 「ヘンプは輸作の一部にすることにより根こぶ病などの土壌の伝染病を防ぐことに役に立ちます。また多くの木材や石油化学製品の代わりに使う事ができるとても成長の早い植物で、林業や化学燃料への依存を減らす可能性を秘めています。」とJesse Hahnは語っています。 そんな彼らの話しに興味がある方はこちらのリンクから当日の情報をチェックしてみてください。 またカナダのヘンプビジネスに興味がある方、コンサルタントをお探しの方もお気軽に下記お問い合わせよりご連絡ください。

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カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州で大麻ラウンジの営業に関する調査

カナダ、ブリティッシュコロンビア州では、大麻の使用が許可されるエリアや場所、イベントなどに関する意見を市民から求めている。 カナダでは嗜好目的での大麻の使用が合法化される以前より、バンクーバーのダウンタウンにはすでにNew Amserdam CafeやCannabis Culture loungeという有名なショップがあり、ラウンジの様になっている店内では人々が大麻を使用して楽しんでいた。 初めてやって来た旅行者にとっては、当たり前の様に営業しているそれらのショップは合法ビジネスの様に見えるだろうが、実は営業内容はいわゆる”グレーゾーン”とされている。 実際にヘイスティングストリートにあるそれらの店舗以外は、ほぼ全てが過去の摘発により営業を終了している。 現在の州の法律ではお客に大麻の使用スペースを提供するビジネスは認められていないが、the BC Ministry of Public Safety and Solicitor Generalや州のタスクフォースは指定された屋外エリア、カフェ、ラウンジ、コンサート、屋外フェス、スパやなどでそれらの運用が可能かなどのリサーチを現在行なっている。 分かっている事の一つでは、BC州政府が以前から言及していた、ライセンスホルダーのファームで直接買える様になる「ファームゲート制度」は今年の秋頃から始まる事が期待されている。 BC州政府が作るこちらの資料からも分かるとおり、これらのスペースを作る事により、ブラックマーケットからクリーンなマーケットにユーザーが流れてくるのは良い事なのだが、これらの場所を作り過ぎる事により、全体の大麻の消費量が増えてしまう事がない様に、バランスに配慮するのはとても大切な事である。 アルコールとカンナビス製品を提供できる飲食サービスについても注目が集まっている。 参考サイト: https://vancouversun.com/cannabis/cannabis-business/should-bc-allow-cannabis-cafes

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大麻ツーリズム / カナダとアムステルダム

大麻ツーリズムを語る上でまず最初に挙がる都市はアムステルダムで、これはこれから先も決して変わることはないだろう。 しかし世界ではそれに続くものが出てきているのも事実である。。。 大麻ツーリズムはアムステルダム 大麻の個人での使用は非犯罪化されていオランダ、アムステルダムのコーヒーショップでは、ユーザーは安全に大麻を購入し使用することが出来ます。 おしゃれなラウンジやカフェの様なところで高品質な大麻を購入し、逮捕のリスクもなく使用できるというのは世界中の大麻好きにとって魅力的な旅行先になっている。 しかし先に述べたとおり合法化されているわけではないこの国ではそれは決して喜ばしいことではないようで、アムステルダムの市長Femke Halsemaは観光客のコーヒーショップへのアクセスを規制するかも知れない考えを示している。 しかしこれもアムステルダムでは過去に何度も問題になっている点で、今回実際に市が規制に乗り出すかどうかは微妙である。  その規制の内容は世界で初めて嗜好大麻を合法化した国であるウルグアイの規制に近い。 ウルグアイでは嗜好大麻が合法化されており、ウルグアイ国民か居住する者のみはディスペンサリーで購入することが出来るが、海外からの観光客は購入することが出来ない。 その点についてはウルグアイ国内でも頻繁に議論の舞台にあがっているのだが、今のところは外国人へのその厳しい規制が、ウルグアイが未だに大麻ツーリズムの行き先などになっていない理由である。 カナダのポテンシャル 大麻に関する法律が、大麻ツーリズムに大きく影響してくるのは前章でなんとなく分かってもらえただろうと思う。 カナダでは実店舗やオンラインで合法の嗜好大麻が販売されており、それが観光客にとって一つのアトラクションになっている。 政府や州に営業を許可されたディスペンサリーはほぼ全ての大都市にあり、購入するのにカナダ人やカナダの住人である必要はなく、パスポートなどの身分証めの提示で購入することが出来る。 州によってちがう年齢制限があり、一度に所持できる最大量は30グラムまでとなっている。 カナダは新しいアムステルダムになるのか? カナダもアムステルダムも大麻ツーリズムを提供している事に関しては同じだが、やはりその中身は上記でも述べたように少し異なっている。 皮肉なことに完全に合法化されているカナダだからこそ細かな規制がしっかりとあるのも事実で、例えば大麻の使用場所に関する厳しい規制のお陰で、カナダではアムステルダムの様にカフェで気軽に大麻を楽しめるようなサービスは未だに提供することが出来ない。 それでも何とか法の抜け道を探し、出来るだけ理想に近い形で運営しようとしているビジネスオーナーもおり、大麻をレクリエーション、レジャー、ウェルネスなど様々なところで活用することにより注目を集めようとしているケースも少なくない。 旅行会社やウェブ作成会社、ツアー会社、宿泊業者、音楽やフェスなどを企画するイベント会社なども自社のビジネスと大麻を絡めてまた新しい可能性を見つけ出そうとしている。 これからカナダのレストランやバー、カフェやイベント会場などで大麻製品を購入し使用することが出来るようになるのも時間の問題と考えられており、実際にカナダのカンナビスビジネスに関わる人は既にその事を見据えて行動しているのだ。 いまカナダでは大麻の販売店が急激に増えており、国内どこでも気軽に大麻が手に入るという環境が整いつつある。 どうやらそれはアムステルダムの様なカフェスタイルの大麻ツーリズムとはまた違った魅力を見せていようだ。 まとめ ツーリズムに大麻が頻繁に使われるようになるということは、その国で大麻が一般化してきている証拠の一つと言えるでしょう。 大麻を使用する場所などに関する規制が変わり、新しいビジネスが生まれればそのに対する”常識も”変わっていくのだ。 合法化前の時代から考えてみれば大麻ツーリズムというのは決して新しいものとは言えないが、法律面で見ると大麻ツーリズムというのは全く新しいものなのである。 これからカナダでもその規制緩和が起これば、今までアムステルダムでも見ることが出来なかったような新しい大麻ツーリズムが誕生するのかも知れない。            

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Canadaで人気のエディブルは?

カナダのカンナビスマーケットが成長するにつれ次第に商品の品揃えも良くなり、ユーザーにとっては増々カンナビスショッピングが楽しくなってきている。 昨年2020年に始まったコロナパンデミックの間カナダではカンナビスの消費が高まり、その間にカンナビスを使った人の内の約15%が初めてカンナビスを使用したと答えている。 Cronos Groupからのリポートによると、最近では多くのユーザーが吸引して摂取するカンナビスから、食べて摂取するカンナビスに移行しているというデータが出ていてエディブルの人気が高まっているようだ。 ユーザーの選択 約3000名の人を対象にした調査によると、41%の人が過去にカンナビスを使用したことがあると答えており、9%の人が将来使うことに対して抵抗がないと答えている。 またその41%の人たちの内の約3分の1の人たちが喫煙によってカンナビスを使用していおり、また26%の人たちがエディブルを使用し、12%の人がベープペンを使用したと答えている。 しかしパンデミック中にカンナビスを使用した人だけに絞って調査をすると少し状況は違うようだ。 先に挙げた41%の人たちの内、コロナパンデミック中もカンナビスの使用を続けたと答えたのは何と28%に過ぎなかった。 またその28%の人の中で46%の人がエディブルの方を好む、また45%の人が喫煙による摂取を好むと答えており極めて近差である。 エディブルを好むと答えた人の中で46%の人がグミを、35%の人がチョコレートを、14%の人が飲料を、5%の人がミントタブレットを好むと答えている。 ブラックマーケットとの競争 カナダのカンナビスエディブルのTHC含有量の上限は10mgと定められている。 多くのエディブルユーザーが35mg以上のTHC含有量を好み、2020年のQ4〜2021年のQ1間でそれらの35mg以上のTHCの方を好むと答えた人は3%増加している。 また同期間で合法ディスペンサリーで手に入るTHC10mg以下の商品を好むと答える人はクオーター毎に約5%減少している。 この法律で定められたTHCの上限が、現在のカナダのカンナビスマーケットの一つの問題と考えられている。 社会での受け入れられ方 2020年3月から2021年8月現在も続くコロナパンデミック。 カナダでは厳しい規制が敷かれ、多くの人がステイホームを余儀なくされた。 経済面では幸運なことにカナダ政府が職を失った人に毎月$2,000の支援を行っており、国民は露頭に迷うという自体は避けられている。 しかしストレスとの同じ様にあり戦いはあり、約15%のカナダ人がステイホーム中の退屈や不安からカンナビスに手を出したと答えている。 カンナビスの使用が普通のこととなりつつあるカナダでは、その社会での受容性もどんどん増している。 Maru reportsの報告によると21%の人が初めてのデートでエディブルを食べる事に「問題ない」と、さらに8%の人が同じ状況でも「多分受け入れられると思う」と答えている。 変なアンケートの様に感じるかも知れないが、よく考えれば日本でもお酒に関する同じ様なアンケートはあり、この感覚もいつかは普通のことの様になるのであろうと思う。 さらに興味深いのは38%の人がプレゼントにワインよりカンナビスグミの方が嬉しいと答えている。 この数字は日本の酒造メーカーも注目すべき数字で、これからのカンナビスマーケットの明るい未来を予兆している。 そしてこれはカンナビスが社会に受け入れられている事、自分で楽しんだりプレゼントにしたりとアルコールと似たようなかたちで使われ始めて入ることを表している。 まとめ いま僕はマーケットが変わればニーズも変わるという状況をカナダで目の当たりにしている。 まだまだ始まったばかりのカンナビスマーケットだからそれはことさら顕著に見られる。 これからも続いていくカナダの大麻ビジネスに対する規制緩和とそのフェーズ展開により新しいカタチの供給が始まれば、新たなニーズが生まれる。 そんなカナダのカンナビスマーケットから今は目が離せない。

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カナダでも大麻レストラン? 進むカナダの大麻ビジネスと規制緩和

カナダで嗜好目的での大麻の使用が合法化されて2年以上が経過し、当初より商品の供給や品質も安定してきました。 また法律面においても改善が必要な部分が徐々に明らかになってきており、政府機関もこれから更に成長していく市場に合わせ、規制の見直しを頻繁に行っています。 その中でもカナダに住む人が心待ちにしていたのが大麻を提供する外食産業への規制緩和なのですが、それに関して少しづつ動き出してきているようです。 現在のカナダ 世界的に有名なカナダ・バンクバーにあるアムステルダムカフェは、大麻好きであれば一度は訪れてみたい場所の1つだと思います。 実際にオランダ・アムステルダムにある大麻コーヒーショップであれば、店頭で大麻を購入し使用する事が出来ますが、実はカナダのアムステルダムカフェでは基本的に店内で大麻の販売は行われていません。 そのため利用者は自分で用意した大麻を持ち込み、店内でボングやリグをレンタルし使用するというシステムになっています。 一度も行ったことがない人はここで大麻料理が食べられて、大麻を購入できると思うでしょう。 しかし実際にはカナダの法律では外食産業での大麻の提供、ディスペンサリー以外での大麻の販売は禁止されているのです。 アムステルダムカフェの近辺には大麻を販売している所が幾つかあるので、入手するのに特に問題はないのですが、それでもカナダの多くの利用者はオランダやロサンゼルスの様な営業形態が許可される事を期待しているのです。 そんなユーザーの声を聞きつけたのか、昨年よりカナダ最大の都市トロントがあるオンタリオ州やブリテッシュ・コロンビア州では、その事に関する話し合いが規制緩和を求める企業側と安全性を確認する政府、医療機関、専門家たちの間で行われてきました。 オンタリオ州の方針 大麻外食産業への規制緩和に当たって、主な焦点となっているのは以下の2点です。 カフェやレストランなどの店内で大麻の販売を許可するべきか 野外でのイベントで大麻の販売を許可するべきか しかしビジネスを運営する企業側と保険当局の意見は分かれており、大麻の影響下での運転や若者の健康被害を心配する声などが上がっていることから現在オンタリオ州はこのプランを一時保留にしています。 ブリティッシュ・コロンビア州の方針 ブリテッシュ・コロンビア州は昔から大麻の有名な産地で、その影響から多くのグロワーがそこに住んでいます。 現在のカナダの法律でグロワー(カルチベーション会社)はユーザーへの販売はもちろん、ディスペンサリーなどへ直接卸す事も禁止されています。 カルチベーション会社によって栽培された大麻は、プロセッシング会社に送られ、バッズのままパッケージングされたりエディブルやオイルの材料として使われ商品となり、プロセッシング会社がディスペンサリーや州に卸売を行います。 このシステムにより多くのグロワーがビジネスチャンスを失っており、またそのせいでブリテッシュ・コロンビア州も多くの税収を見過ごしているという状況になっていました。 そこでブリテッシュ・コロンビア州は現在ファームゲート法案というものを審議しており、早ければ来年の2022年には施工される事になっています。 この法案はワイナリーの様な運営形態を大麻ファームでも許可しようというもので、ユーザーが大麻ファームに直接足を運び、生きた大麻を直接自分の目で見て購入するというものです。 まとめ カナダで嗜好大麻の使用が合法化されて2年半以上が経過しましたが、このようにマーケットに対する規制は今でも少しづつ緩和されていっており、その姿を変えていっています。 皆さんは覚えていますか? カナダで2018年に大麻が合法化されたときにはエディブルもオイルもまだ規制対象で販売されていませんでした。 今回ご紹介した様な大麻に関する規制緩和が進めば、カナダに大麻目的でやってくる人もますます増え、カナダのメイン産業の1つである観光産業にも良い材料となるでしょう。 今はコロナパンデミックの影響でカナダへの入国はなかなか難しいですが、パンデミック後の旅行に備えてこれらの情報をチェックしてみても面白いと思います。 参考サイト: CBC/Radio-Canada, https://www.vancouverislandfreedaily.com/business/farm-gate-cannabis-sales-allow-customers-to-buy-pot-straight-from-the-farm/

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カナダ〜アメリカ大麻を持っての国境超えに変化が?

カナダでは嗜好目的での大麻の使用が合法化されてから数年が経ち、また隣国アメリカでも各州が次々と医療、嗜好目的での大麻の使用の規制緩和を進めています。 当然のことながら利用者は合法化前より増え、そこに住む人々の中でも大麻に対する意識が少しづつ変わってきているようです。 しかしそのムーブメントの中ではまた新たな問題が発生し各政府は対応に追われています。 今回の記事ではその新たに発生している問題に対し、カナダCBSA(カナダ国境サービス庁)が発表した新しい対策について焦点を当ててみたいと思います。 基本情報 カナダは国内全土に渡って医療・嗜好目的での大麻の使用が合法化されていますが、お隣アメリカは州によって法律が違い「医療、嗜好目的の両方で大麻の使用が許可されている州」「医療目的での使用のみが許可されている州」又は「一切の使用を認めていない州」があったりと地方により状況は異なります。 そしてアメリカからカナダに入国する際に、カナダは全土で大麻の使用が合法であることから大麻を持ち込むことは問題ないだろうと考え、国境を超えてこようとする人が多くいるようです。 もちろんそれらの許可された地域内で大麻を使用することは何の問題もないのですが、国境超えとなると話しが違ってきます。 カナダは許可された場合や例外(医療目的での許可申請は可能)を除き、大麻関連のものを持っての入出国は禁止しとし法律で厳しく取り締まっています。 これは大麻の花穂や陶酔成分を含んだものだけに限らず、CBDアイソレート、CBDベイプリキッドなどの全くTHCを含んでいないものも対象になっています。 カナダの新たな施策 これまでカナダ側がとってきた対策は皆さんの想像できる通りかと思います。 入国の際に大麻を持ち込もうとしたり虚偽の申請をした場合には、カナダ入国サービス庁の判断で以後の入国禁止などの刑事処罰が下されていました。 これはカナダだけに限らず今でも世界中の多くの国がとっている施策だと思います。 しかし先日飛び込んできたニュースによると、2021年3月29日からその対応が一新され、またその内容が日本人としては非常に興味深いものでした。 発表によると申告漏れや虚偽の申請は$200〜$2,000の罰金の可能性があるとのことです。 以下がニュースの中で語られたカナダ国境サービス庁のコメントです。 ニューヨークからも大麻を持った多く旅行者が? 先日ニューヨークのクモオ州知事が嗜好大麻の合法化をめぐる法案の合意にサインしたというニュースをご存じの方は多いでしょう。 アメリカのニューヨークとカナダのトロントやナイアガラは地理的に距離も近く、観光やビジネス目的で多くの人が国境を超えるポイントでもあることから、大麻を持ったままカナダに来る人が更に増加するだろうと予想されています。 またニューヨーク州で嗜好目的の大麻の使用が認められるとはいえ、ディスペンサリーなどの店頭で販売が始まるのは2022年の12月ごろと言われており、カナダのように手軽に手に入れることが出来る様になるまではまだ少し時間がかかるようです。 今回この記事でご紹介している内容はあくまでカナダ側での対応で、アメリカ側は違う対応をしている可能性も十分にありますので、大麻を持っての国境を超える必要がある人は、アメリカ側の対応についてもチェックする必要があります。 まとめ 先日アメリカのバイデン大統領は、自身の任期中には連邦レベルでの嗜好大麻の合法化にサインしないと明言しました。 私を含めアメリカでの嗜好大麻の合法化は目前と考えていた人も少なくはないでしょう。 しかし州レベルでの大麻の合法化はこれから更に進んでいく事が予想されており、いずれはそれも連邦法改正へと繋がるでしょう。 実際にアメリカのホワイトハウスも「議会が合法化案を通してもバイデン大統領はサインをしない」という言い方をしており、これから大麻に関する法改正が進んでいくことを予期しているかの様にも聞こえます。 アメリカで大麻を使う人が増えれば、うっかり大麻を持ったままカナダに来てしまう人も増えるでしょう。 そういった方たちがつまらない勘違いでトラブルに巻き込まれることがないよう、この記事が多くの旅行者の目に触れることを期待します。 【参考記事】https://www.cbc.ca/news/politics/cbsa-fines-pot-border-1.5965733https://www.cbc.ca/news/politics/marijuana-seizures-border-legalization-1.5418000https://www.nytimes.com/2021/03/25/nyregion/ny-legalize-marijuana.html

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カナダの合法大麻(低価格バッズ編)

20148年ににカナダで嗜好目的での大麻の使用が合法化された時、ユーザーの間での大きな問題は在庫不足と高価格にありました。 あれから1年半以上が経過し、それらの状況は大きく改善されました。 ユーザーにとっては嬉しい低価格なバッズも多く売られるようになってきており、マーケットも少しづつ成長してきいる様に感じられます。 今回の記事では、現在カナダ国内のディスペンサリーで実際に売られている低価格なバッズ製品を紹介してみたいと思います。 Sensi Star Re-Up/Zennabis 価格: $3.57/1グラム $100.00/1オンス(28グラム) 私が調査した中で一番安かったのがこちらの商品です。 こちらの商品を製造しているのは、ブリティッシュコロンビア州に本社を持つZennabos社。 社名も禅(zen)+ カンナビス(cannabis)という造語で、日本人ストーナーにとっては愛着の沸きやすい社名になっています。 同社はこちらのRe-Upブランド以外にもNamasteというブランドも製造しており、こちらも比較的安価で人気を集めています。 私自身もNamasteのCBDティンクチャーを毎日使用しています。 Berry White/Caliber 価格: $5.71/1グラム $20.00/1/8オンス(3.5グラム) ブルーベリーとホワイトウィドーを両親に持つインディカハイブリット。 商品のTHC量も10%前後と高すぎず、インディカながら重すぎず、いつでも使いやすいバッズです。 アルバータ州、ニューブランズウィック州でのみ入手可能。 Jean Guy/Good Supply 価格: $5.29/1グラム $18.50/1/8オンス(3.5グラム) サティバに近いエフェクトで、強い高揚感と多幸感が休日のスタートにピッタリ。 カナダ生まれのハイブリット品種で、元々はケベックに住むグロワーが育てていたホワイトウィドーのフェノタイプの1つだと言う噂もチラホラ。 Daily Special/Aurora Drift 価格: $5.09/1グラム、$17.80/1/8オンス(3.5グラム) オーロラのバリューラインであり、会社全体の売り上げにも大きく貢献している商品です。 特に何の説明もなく「インディカ」と表記されているだけです。 こちらで紹介した商品の他に「サティバ」版も販売されています。 品種などにこだわりがある人には向いていないかも知れませんが、安く大麻を使いたい人は一度試してみるのも良いと思います。 Twd. Sativa/Canopy Growth 価格: $5.66/1グラム、$19.80/1/8オンス(3.5グラム) 業界最大手Canopy Growthが送り出すディスカウントバッズ「Twd」。 こちらで紹介しているのはサティバで、上記のAurora Driftの製品と同様に、品種名などの記載はありません。 大人気で売り上げも好調な様ですが、僕が吸った時は風味も失われており、正直言ってまた吸いたいとは思いません。 OS.110 Original Stash/Hexo 価格:

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低価格なバッズが売れ筋?

2018年の嗜好目的の大麻の使用が合法化されて以来、様々な意見や批判が飛び交っていますが、一番よく聞かれる声の1つに高い価格設定が挙げられます。 そのため合法化以降もディスペンサリーでは購入せず、より値段の安い違法な売人から買う人の割合が50%以上を占めていました。 あれから約1年半が経過した2020年現在、合法市場ではその流れを受け安価なバッズ作り競争が激化し始めており、1/8オンス(3.5グラム)辺り$20前後のバッズに人気が集まりだしています。 消費者にとっては益々選択肢が増えて嬉しい限りですが、生産業者、小売業者にとっても様々な影響が出ています。 その影響で実際にディスペンサリーに足を運ぶ人の数は増えて売り上げも上がってきているのですが、その代わりに利益率の低下という犠牲を払っています。 それでは実際にどのくらい値段、利益率の変化が起こっているのか見ていこうと思いおます。 低価格ラインの動向 Canopy Growth 世界を代表するカンナビス企業Canopy Growth社は、カナダが嗜好大麻の使用を合法化した当初よりバリューブランド「プレーンパッケージング」シリーズを発売し、若者を中心に低価格帯の商品の購入を希望する人たちの間で人気を集めていました。 Canopy Growth社のシニアコミュニケーションアドバイザーであるグリーンブラット氏によると、合法化直後から発売されたこのシリーズには広告費もほとんど使われておらず、また開発にもリソースを投入せずプロトタイプとして販売されていました。 しかし昨年2019年5月にリブランドされ、現在は「Twd」の名で店頭で人気を博しています。 Organigram またカナダ東部のニューブランズウィック州に本社を置くオーガニグラム社の「Trailblazer」も合法化当初からあるバリューブランドの1つです。 Trailblazer is a cannabis brand designed in celebration of progress and the road less travelled; high-value, high-quality cannabis products that are ready for use. 引用元: Organigram 上記の様に、自社ブランドを説明するオーガニグラム社は、同ラインでベイプカートリッジも発売しており、そちらの価格もバリュー設定となっています。 発売当初は1/8オンス(3.5グラム),1/4オンス(7グラム)といった比較的少量ずつの販売しか行っておりませんでしたが、コロナウィルスの流行で人々が自粛モードであった時にニーズが増えたことから、現在では1オンス(28グラム)での販売も行われています。 Hexo マーケットが本格的にバリューブランドに注視し始めたのは、2019年後半にHexo社のバリューライン「オリジナルスタッシュ」がローンチされた時でしょう。 Hexo のメインマーケットであるケベック州では、同ブランドが1オンス(約28グラム)$125で販売されており、これは1グラム当たり$4.49と非常に安い事から、同社は「ブラックマーケット価格」と表現し、またそれが見事にユーザーのニーズに応えた形になりヒットに繋がりました。 またこの頃から本格的に農家の住みわけが始まりました。 スタンダードライセンスを保有し広大な土地を持つ企業は大量生産に力を入れ、またマイクロライセンスを保有する農家は、それらの企業が作る事の出来ない、手作り感覚のクラフトカンナビスを本格的に作り始めたのです。 Aurora 2020年に入り、バリューラインの製造に力を入れる企業はさらに増加してきており、2月にはカナダの大手大麻企業の1つ、オーロラ社も競合に参加する事になりました。 2020年2月、「デイリースペシャル」というバリューブランドをローンチしており、コロナウィルスの流行がまり大麻のニーズが増えた今年の3月、4月頃にオンタリオ州で一番のセールスあげたのがこちらの商品だったようです。 小売業者の視点 アルバータ州に本社を持つ小売業者(ディスペンサリー)ハイタイドのCEOグローバー氏によると、昨年のバリューブランドの売り上げは全ての大麻製品の売り上げの10%を占めており、今年に入り25%にまで上昇している様です。

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大麻の仕事 ディスペンサリー編

2018年の合法化以降カナダの大麻ビジネスはドンドンとその勢いを増して来ています。 初年度は各州に数件しかなかったディスペンサリーも現在は州によっては300店舗を超えるまでになりました。 業界で働きたいと考える人も多く、それは日本人も例外ではありません。 将来は大麻業界で生計を立てたいと考える日本人が次々と合法国へ渡り、ここカナダへワーキングホリデーや留学でやってくる人も多くいます。 今回はそんな人たちの中で人気の職種の1つであるバドテンダーについて解説していこうと思います。 少しでもバドテンダーへの道に進もうと考えている人の助けになれば幸いです。 バドテンダーとは? バーなどのカウンターでお客さんにカクテルなどを作り提供するバーテンダーという職業は多くの人がご存知かと思います。 英語のスペルはbartenderでこれはbar+tender という2つの言葉が合わさって出来た単語です。 barはもちろん日本語の「バー」「飲み屋」という意味です。 tender の意味はあまり知られていないかも知れませんが、これは「世話をする人」という意味です。 ではバドテンダーはどうでしょう? バドテンダーは英語でbudtenderで同じ様に考えるとbud+tenderの造語だという事が想像できると思います。 では「バド」とはどう意味でしょう? これは日本語で呼ばれるバッズの事で花穂の事です。 英語にすると「buds」、複数形になっているのでsをとって「bud」となります。 つまりバッズのテンダー、ディスペンサリーの販売員の事です。 ちなみにバドワイザーというビール会社がありますが、こちらは大麻のバッズとは一切関係なく、チェコのバドワイズという地域が名前の由来となっている様です。 合法化前と現在の違い カナダ、特にバンクーバーでは2019年の合法化前より既に沢山のディスペンサリーが存在し多くの人が働いていました。 僕を含め日本人でもそこで働いている人はいましたが、当時はまだ違法でありそこで働くには警察の取り締まりというリスクがありました。 そかし合法化された現在ではだれでも気軽に応募できる職種の1つとなり若い人を中心に人気の職業となっています。 制度も少しづつ整い品質管理の基準も設けられ、ディスペンサリーで働く為の条件も全国的に平均化してきました。 そこで次からの章ではディスペンサリーで働く為に必要なスキル、労働条件などについて解説していきます。 英語力 カナダで働くにあたって一定の英語力必要になる事は言うまでもありません。 しかし職種により必要となる英語力も様々です。 日本での例を想像してみると分かりやすいかも知れません。 例えば最近の日本のコンビニでは外国人の方が働いているのを見る機会が多くなり、中には日本語がまだ不自由な方も多く見られるようです。 しかしコンビニでの作業内容は単純なモノが多いため、それほど高い日本語力は必要ではありません。 それに比べアパレルショップなどで働く外国人を見かける機会は少ないですよね? それはコンビニでの仕事よりアパレル販売の方が日本語力が必要である事が関係しています。 それはカナダでも同じ事です。 カナダのディスペンサリーでの仕事は、日本のコンビニでの仕事に比べてお客さんと会話をする機会が多いでしょう。 お客さんの中には合法化を機に大麻の使用を始めた人も多く、そういった人達はあまり大麻に関する知識がありません. その様な場合にはバドテンダーの接客サービスが販売のキーとなるので、最低限の日常会話、品種を選ぶ際のアドバイス、そして伝票などを読むなどが出来る英語力は必要になってきます。 学歴と資格 カナダで仕事を探す際は日本と同じようにインターネットを利用する事が一般的です。 日本でも運営されている求人情報専門サイト「indeed」はカナダでも多くの人に利用されており、検索キーワード欄に「budtender」や「cannabis dispensary」と入力すると、ディスペンサリー関係の求人案内が多く掲載されている事が分かります。 多くの求人広告には「Requirement」という項目があり、そこに応募条件が記されています。 多くのバドテンダーの求人ではGrade12以上 (日本の高校卒業) が求められるようですが、そうではない求人も数多く見られます。 マネージャー(店長)のポジションに応募する場合には大卒以上の学歴が求められることが稀にある様ですが、多くの場合はそ学歴よりマネージメントの経験が求められています。 その経験は大麻業界での経験である必要はない様ですので、日本の小売店で店長などのポジションに就いたことがあればそれは経験として考慮されます。 ディスペンサリーで働くにあたり資格は必要ありませんが、多くの州ではディスペンサリーで働く全ての人に研修を義務づけています。 首都トロントがあるオンタリオ州では「CannSell」というプログラムがあり、このプログラムを受けなければディスペンサリーでの就業を開始する事は出来ません。 こちらは$64.99で誰でも受講する事ができ、最後のテストに合格すればディスペンサリーで働く事が出来るようになります。 前章の英語力の話しにも繋がる事ですが、ディスペンサリーで働く為にはこのプログラムを受けテストに合格するだけの英語力は必要になるという事です。 バドテンダーの給料? ワーキングホリデーなどでカナダに来てディスペンサリーで働こうと考えている人の多くが1番気になるのはやはり給料ではないでしょうか> カナダでは多くの仕事の給料は需給で計算され支払われます。

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カナダの国内線への大麻の持ち込み

2018年に嗜好目的での大麻の使用が合法化されて以来カナダへ大麻を使う為にやって来る観光者は増加している。 日本人も例外ではなく僕もたまにそれに関する質問のメールをいただく。 世界で2番目の国土面積を持つカナダ。 忙しい日本から来た旅行者の中には1つの都市だけではなく、飛行機を使って複数の都市を訪れようと考える人も多いようだ。 そこで今日はよくいただく質問の1つである「カナダ国内線への大麻の持ち込み」について話してみたいと思う。 合法?違法? 法律上の事を説明しよう。 カナダで国内線を利用の際は1人あたり… 乾燥大麻 → 最高30グラム 大麻オイル → 液体許容量が適応されるので最高100ml(3.4oz) までは機上に持ち込むことができる。 乾燥大麻は預け荷物、持ち込み荷物のどちらでも構わないが、大麻オイルは液体としての扱いになるので預け荷物に入れる事は出来ない。 またチェックインカウンターで荷物を預ける際、法律での許容された量(30グラム)を超えた量が見つかった場合に航空会社は警察に連絡をする義務があるので、間違えてトラブルにならない様に注意していただきたい。 https://www.catsa-acsta.gc.ca/en/item/cannabis-marijuana いつもカナダに着くとは限らない 先日、笑えるようで笑えないニュースがあったのでここで紹介したい。 それはトロント発バンクーバー着のフライトで起こった。 カナダの2大都市を結ぶこのフライトの1つが悪天候に見舞われて緊急着陸を余儀なくされたのだ。 すでにブリティッシュコロンビア州付近までは来ていたのだが目的地のバンクーバーは深い霧で包まれていた。 2度着陸を試みたがうまく行かず最終的にクルーが下した決断は近隣都市シアトルでの1時着陸であった。 そこで燃料を再度補給し、天候が回復したところで再びバンクーバーを目指そうというものであった。 機上には225名の乗客がいたのだが、シアトル着陸の機内アナウンスが流れると1部の乗客がパニックに陥った。 荷物の中にカナダでは合法である大麻が入っていたのである。 アメリカではシアトルが在るワシントン州など大麻が合法化されている州とそうではない州があるのだが、どこの都市から入国するにしても大麻を持っての入国は法律で禁止されおり見つかれば罰せられる。 このケースの場合はアメリカ側で特別な配慮がされ、通常の税関チェックが省かれた対応がされた。 しかし アメリカの弁護士Les Saunders氏は「毎回このような対応がされるいう保証はなく注意が必要である」と語っている。 日本から北米へお越しの皆さんも大麻を持っての国内線での移動には十分注意をしてもらいたいと思う。

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大麻のお仕事

大麻に関わる仕事と言ってもその種類は多く人によって思い浮かぶものも違うだろう。 嗜好大麻が合法化されているカナダではその市場規模が大きく、例えば大麻農家と言っても作業を統括するマスターグロワーがいれば作業の中でもトリミングを行うトリマー、プラントの手入れをするカルティベイター、ファームの管路をするセキュリティーなど職種は細分化され挙げればキリがない。 大麻製品を作る仕事でもオイルやアイソレートを作るエクストラクターがいれば、そのエクストラクターが作ったオイルや大麻草そのもの使ったエディブルを作る仕事に関わる人達もいる。エクストラクターの中でももちろん作業は分けられている。 その他に製品のパッケージング、小売業、医療、物流、飲食業などこれからも更に様々な形で色々な仕事が大麻に関わる機会が出てくるだろう。 そこで多くの人が気になるのは一体どのくらいの給料がもらえるのか?という事ではないだろうか。 僕がいただく問い合わせの中でも特に多い質問の1つでもある。 そこで今回は代表的な職種とその内容、そして給料にフォーカスして紹介してみようと思う。 マスターグロワー (Master Grower) 大麻草を栽培するビジネスの中では花形的なポジションであるのが「マスターグロワー」。 会社によっては「ヘッドグロワー」や「ヘッドオブセキュリティー」と呼ばれることもある。 仕事の内容は大麻プランテーションの総合的な管理である。 潅水システムやライトなどの機器の管理はもちろん、グロウルーム内の温度や湿度の管理、栽培方法、グロウに関する全てを彼らが決めていきその下で働くスタッフ達の指揮をとるのがマスターグロワーである。 仕事の募集案内を見ていると多くの会社では生物学、園芸学、農学などを大学専攻し卒業している事と3年以上の大規模プランテーションでの就業経験が条件となっている。 給料は年俸で表示されることが多く年間$75.000~$130,000となっている。 トリマー (Trimmer) その名の通りトリム(大麻草から余分なリーフを切り落とし花穂の形を整える事)をする事がメインの職業である。 手作業でトリムする事もあるが、現在は多くの会社ではマシーントリムを行っている。 募集要項では高校卒業以上を求めていることが多い。 給与は時給$13~$16が相場となっている。 品質管理 (Quality Assurance) この職種の内容はかなり幅が広くなっている。 大麻そのものの品質管理を行うのだが、品質に関わってくる要素と言うのはあらゆる物があるからだ。 在庫の管理方法や衛生管理など短期スパンで変わり続けるカンナビス法に関する情報を常にアップデートし、それに対応していくのも大きな仕事の1つである。 多くの場合はQuality Assurance Personがリーダーとなりその下にQuality Assurance Technicianが働いている。 給与はQuality Assurance Personで時給$22~$26、Technicianだと時給$17~$20位が相場となっている。 どちらも大学卒業以上の学歴が求められることが多いようだ。 オイル抽出 (Extract Technician) この仕事は大麻草の加工である。 大麻草からカンナビノイドを抽出するのがメインの仕事で、その抽出された物はさらに加工されオイルやエディブルとして販売される。 多くの機械を必要とし、それらの機械は常に衛生的に保たれていなければならない。 給与は時給$18~$20辺りが現在の相場である。 カルチベーター (Cultivator) インドア、アウトドアの大麻栽培ででマスラーグロワーの指示に従い大麻草の管理、収穫を行う。 学歴はあまり求められないが、1日当たり10時間、12時間シフトが多いようだ。 多くは体を使った仕事内容になっている。 時給は$14~$18となっている。 パッケージ包装 (Packager) 大麻製品を販売する為にパッケージ包装するのが仕事である。 給与はあまりよくなく時給$13~$16位といったところである。 バッドテンダー

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カナダの嗜好大麻合法化のその後

2018年10月17日にカナダで嗜好大麻が合法化されて半年以上が経過した。 今回は合法化後カナダの大麻に一体何が起こっているのかを考察したいと思う。 Licensed Producer ここで言うLIcensed Producerとはカナダで医療用若しくは嗜好用大麻の栽培、加工を許可された会社の事である。 英語ではそれぞれの単語の頭文字をとってLPなんて呼ばれたりもしている。 そのLPは今回嗜好大麻が合法化された時に設立された会社ではない。 カナダでは以前より医療大麻が合法化おり、LPはその時代から存在していた。 Tweed, Tilray, Canna Frams, Broken Coastなどがその頃から存在していたLPだ。 Dispensary この場合のDispensary(ディスペンサリー)とは医療大麻を販売している店舗の事だ。 昨年2018年10月17日までは嗜好大麻は違法で医療大麻だけが合法という状況だったので、嗜好目的で大麻を求める人はいわゆるブラックマーケットから入手していた。 当時からカナダにはディスペンサリーがあり、それらのディスペンサリーは店内に医者を常駐させたり、または会員制度をとりいれたりし正式な許可を得て営業している様に見えたが、実はカナダではバンクーバーの一部を除きディスペンサリーの営業は法律で禁止されていた。 当時カナダ国内にあったディスペンサリーの多くは違法営業であった。 現在は右の写真(カナダ、サスカトゥーン)の様な州政府から許可を得たディスペンサリーのみが営業していて、嗜好大麻合法化前に無数に存在していた違法ディスペンサリーは何処かに消えてしまった。 完全に無くなったとは言えないが以前に比べれば極端に少なくなった。それはバンクーバーも例外ではない。 では何故そんな事が起こったのだろう? 驚くかもしれないがその理由は大麻合法化そのものなのである。 上記にも述べた通り合法化の前にはグレーゾーンという扱いで沢山のディスペンサリーが営業していた。 それらの店は政府から正式な許可は得ていなかったが、BC州では特に警察もさほど騒ぎ立てることはほとんどなかった(全く無かった訳ではなく、稀に見せしめ的に警察に捜査に入られるところもあった)。 他州で店舗の検挙は行われていたが、それでも全ての店舗に及ぶような事ではなく日本の警察の大麻への対応とは全く異なっていた。 その上での合法化であったので多くの人がそれらのディスペンサリーも営業を許可されると思ったようだ。 しかし現実は違った。 今までは違法ではあったが民意を考慮して政府や警察も動いていた。 そのため警察に捕まってもお咎めなしで解放されるケースがほとんどであった。しかし昨年2018年に民意により合法化された大麻。 やはりそこにあったのはルールであり法律であった。 その法律はディスペンサリーの営業数、営業時間はもちろん生産者、仕入れ先も限定されるものであった。 そして法律として出来上がったルールを破る事はそれまで大麻関連で逮捕された時の刑罰とは比べ物にならない程の重罰になった。 そのがそれまで無許可で営業を続けていたほとんどの店舗が営業を終えなければならなかった理由である。 2019年5月5日現在では許可される店舗も半年前の合法化当時よりは増え商品不足などの混乱は減少してきてはいる。 それでも政府に許可をもらった数少ない生産者たちの間での競争率は低く、違法当時グレーエリアでしのぎを削っていたグロワー達が作っていたような大麻に出会うことは少しづつ難しくなってきている。

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カナダ大麻合法化

2018年10月17日、ウルグアイに続き世界で2番目にカナダが嗜好大麻を合法化した。 日本でもテレビやインターネットなどでニュースが伝えられ様々な意見が飛び交ったのでその一部を振り返ってみたいと思う。 日本国内での報道 インターネットの発達とともに海外での情報も昔より簡単に入手出来るようになった。 また海外に出る日本人も昔よりは多くなりニュースの均一化は30年前と比べればその差は一目瞭然だろう。 しかし戦後敷かれた大麻取締法の影響は大きい。 大麻が厳しく取り締まられている日本ではやはり受容的な声は少なく、危険性を煽ったりするような意見が多く見られた。 その様な意見の中には科学的根拠も一切なくただ大麻に関するイメージのみで語られているものすらあった。 「近い将来カナダでは大麻中毒者が増加する」などの記事であった。 またカナダが合法化に至った理由として「使用者があまりにも増えすぎた為に仕方がなく合法化した」などがあった。 えっ? 仕方なく合法化? は? バカなの?いやいやっ! (#-_-)/ 嘘はダメでしょwww 2019年4月現在未だに日本では医療大麻合法化すら起こっていない。 その一方でカナダでは早くも2001年に合法化した。 一番最初に導入された医療大麻ライセンスはMMAR the Marihuana for Medical Access Regulations と呼ばれるものだった。 その後2013年のMMPR the Marihuana for Medical Purposes Regulations , 2016年のACMPR the Access to Cannabis for Medical Purposes Regulations と続いた。 https://london.ctvnews.ca/medicalmarijuana/a-timeline-of-some-significant-events-in-the-history-of-medical-marijuana-in-canada-1.3858860 CTV News カナダが大麻を合法化した本当の理由 なぜカナダはいち早く医療大麻を合法化させ2度もライセンス制度の見直しをしたのだろうか? 本当に日本のメディアが言う通りどんどん増えていく大麻使用者にカナダ政府が対応してきた結果なのだろうか? 答えはNOである。 まず2度も制度の変更が行われた原因だが、それは国民の権利と大麻の医療効果を認める最高裁判所と合法化されるのを何とか食い止めようとしたカナダ政府であるといえるであろう。 当時のカナダ政府は政治的理由から大麻は合法化しないと明言し、また大麻の医療効果も認めてはいなかった。 しかしカナダ国民の間では当時から大麻の医療効果はある程度知られていたので病気にかかると大麻を使用し始め、それによって逮捕される者も少なくはなかった。 だから医療目的での大麻合法化は最早起こるべくして起こったと言ってもいいだろう。 日本では裁判所が大麻取締法を尊重し続けるが、カナダでは裁判所がカナダの大麻取締法にNOとを突き付けたとも言えるのだ。 2019年現在の日本

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