カナダ、ブリティッシュコロンビア州では、大麻の使用が許可されるエリアや場所、イベントなどに関する意見を市民から求めている。
カナダでは嗜好目的での大麻の使用が合法化される以前より、バンクーバーのダウンタウンにはすでにNew Amserdam CafeやCannabis Culture loungeという有名なショップがあり、ラウンジの様になっている店内では人々が大麻を使用して楽しんでいた。
初めてやって来た旅行者にとっては、当たり前の様に営業しているそれらのショップは合法ビジネスの様に見えるだろうが、実は営業内容はいわゆる”グレーゾーン”とされている。
実際にヘイスティングストリートにあるそれらの店舗以外は、ほぼ全てが過去の摘発により営業を終了している。
現在の州の法律ではお客に大麻の使用スペースを提供するビジネスは認められていないが、the BC Ministry of Public Safety and Solicitor Generalや州のタスクフォースは指定された屋外エリア、カフェ、ラウンジ、コンサート、屋外フェス、スパやなどでそれらの運用が可能かなどのリサーチを現在行なっている。
分かっている事の一つでは、BC州政府が以前から言及していた、ライセンスホルダーのファームで直接買える様になる「ファームゲート制度」は今年の秋頃から始まる事が期待されている。
BC州政府が作るこちらの資料からも分かるとおり、これらのスペースを作る事により、ブラックマーケットからクリーンなマーケットにユーザーが流れてくるのは良い事なのだが、これらの場所を作り過ぎる事により、全体の大麻の消費量が増えてしまう事がない様に、バランスに配慮するのはとても大切な事である。
アルコールとカンナビス製品を提供できる飲食サービスについても注目が集まっている。
参考サイト: https://vancouversun.com/cannabis/cannabis-business/should-bc-allow-cannabis-cafes