Shinji Ukita

エディブル(edible)?食べる大麻とは?

大麻の接種方法は喫煙だけではない。 食べるのだって昔からある大麻の接種方法の1つだ。 スペースケーキ、ハッピーピザなど海外で大麻を経験したことがある人なら聞いた事がある人も多いはず。 2019年現在北米ではアメ、綿菓子、ソース、調味料など様々な形で大麻は加工され販売されている。 今回はTHCの含有量より強いエフェクトが感じられる事で評判のMary’sのグミを手に入れることが出来たのでレビューしてみようと思う。 大麻を食べる 今回はこちらの製造の際にサティバを使用したもの。 過去の経験から大体自分がどの位のTHCなら大丈夫なのか知っていたので迷わず全部(4つ)口の中へ放り込む。 パッケージによると140mgのTHCが含まれている。 フルーツの味がしているもののハッキリと植物のような味が感じ取れる。 これが大麻の味である。 昔のエディブルの味は酷くただハイになる為だけの物といった感じだった。 食べているとウサギか何かになった様な気分になったものだが、最近は食べ物として美味しい物が多くなってきている。 クチャクチャ食べながら車に乗り込んで友達の家に向かう。 10分経過。。。 20分経過。。。 何も感じないまま友達の家に着いた。 ハズレだったのかな?などと考えつつ友達とジョイントを吸いだした。 その時だった。 急に視界がくっきりとした様な気がした。 目に入る物にすべての物に輪郭があるかのようにハッキリ見える。 ジョイントが効き出すには明らかに早すぎる。 グミの効果を実感し始めた瞬間だった。 そこからはエディブル特有の長旅の始まり。 食べる大麻の効果 喫煙の様に急な変化は感じにくいが時間をかけて、そして気が付けば喫煙より深いところまでもっていかれるのもエディブルの特徴の1つである。 そして1度効き出すと効果も喫煙とは比べ物にならない程長い。 エディブルは医療目的で大麻は使いたいけど喫煙はちょっと。。。という方にもピッタリ。 グミだとお年寄りなどは喉に詰まらせて危険かも知れないが、他にもクッキーやマフィン、最近では大麻ドリンクも登場してきている。 注意するべき事 上記で述べた通りゆっくりと効いてくるので過剰摂取には注意すべきだ。 何も感じないからといって急いで追加して食べるべきではない。 エディブルも種類によって効いてくるまでの時間が様々なので最低でも90分は待った方が無難だろう。  またエディブルのパッケージに書いてあるTHCの含有量だが、製造の過程でどうしても少しずつバラツキがでてしまう。 10%前後の誤差を考慮する事を多くのメーカーが勧めている。 そして最後にもうひとつ。 それはエディブルはあなたの大麻への耐性を一気に高めてしまうという事だ。 日本国内では違法なので関係ないが、海外旅行で合法国へ行き大麻を楽しもうと思っている方はそこら辺にも注意しよう。 すると限られた時間を最大限に有効活用出来るかも知れない。

SativaとIndica

大麻の医療効果の有無を問う質問はもはや時代遅れになりつつある。 しかし大麻にも種類があり、またどんな大麻にどんな医療効果があるのかという事まで網羅している人は多くはないだろう。 世界には千を超える数の大麻の品種が存在しているといわれているが、その全てがサティバ、インディカ、ルデラリスの3種に分類することが出来る。 それらを知る事は医療目的で使う人だけではなく、嗜好目的で大麻を使う人にとっても重要な事と言えるであろう。 サティバ 一般的にサティバはインディカに比べ思考に影響すると言われている。 グローした事がある人は分かると思うがとても背が高く育つ。 自然の中で何もせず放置したも5mを超える事がある。 原産はタイやインドネシアなど赤道に近く一年を通して日照時間の変化が少ない地域である。 葉はインディカに比べ指の様に細くなるのも特徴の1つである。 開花期は品種によっては最長で16週間のものまでありインディカと比べ吸えるまでに時間がかかる。 また高THC、低CBDの品種が多い。 【代表的なサティバ】 Super Silver Haze Sour Diesel Cinderella 99 Durban Poison インディカ インディカはサティバのヘッドハイとは違いボディーハイが特徴的である。 屋外で栽培してもあまり大きくはならず1.2m~1.5m位までしか成長しない。 原産はインド、レバノン、アフガニスタンなどでそれらの国内でも比較的涼しいところに自生していた。 開花期はサティバと比べて短く収穫までの期間が短いのもグロワーに人気がある理由の1つである。 日光がたくさん必要でそれが葉の形状にも表れている。 より沢山の日光を浴びることが出来る様にサティバより葉は丸く面積も広い。 【代表的なインディカ】 Master Kush Rockstar God Bud Grand Daddy Purple ルデラリス 長い間ルデラリスの存在は認められていたのだが、グローや品種交配で使われるようになったのはそれ程昔の事ではない。 グローで使われない理由は成長してもあまり大きくならず、収穫量も少ないからである。 しかし実は悪い点ばかりではなく、今では品種交配によりルデラリス独自の性質が継承された品種、種はグロワー達の間では重宝されたりもする。 その独自の性質とはオートフラワーと凄まじい回復力である。 ルデラリスの原産はロシア、ポーランド、中国北部である。 低気温で日照も少ない環境下で育った大麻は独自の進化を遂げルデラリスへと進化していったのだ。 サティバとインディカが日照時間によって開花期を迎えるのに対し、ルデラリスは発芽から一定期間が経過すると開花を始めるのである。 ルデラリスは低THC,低CBDのものが多いので実際に吸ってみても期待している様な効果は得られないだろう。

カナダの嗜好大麻合法化のその後

2018年10月17日にカナダで嗜好大麻が合法化されて半年以上が経過した。 今回は合法化後カナダの大麻に一体何が起こっているのかを考察したいと思う。 Licensed Producer ここで言うLIcensed Producerとはカナダで医療用若しくは嗜好用大麻の栽培、加工を許可された会社の事である。 英語ではそれぞれの単語の頭文字をとってLPなんて呼ばれたりもしている。 そのLPは今回嗜好大麻が合法化された時に設立された会社ではない。 カナダでは以前より医療大麻が合法化おり、LPはその時代から存在していた。 Tweed, Tilray, Canna Frams, Broken Coastなどがその頃から存在していたLPだ。 Dispensary この場合のDispensary(ディスペンサリー)とは医療大麻を販売している店舗の事だ。 昨年2018年10月17日までは嗜好大麻は違法で医療大麻だけが合法という状況だったので、嗜好目的で大麻を求める人はいわゆるブラックマーケットから入手していた。 当時からカナダにはディスペンサリーがあり、それらのディスペンサリーは店内に医者を常駐させたり、または会員制度をとりいれたりし正式な許可を得て営業している様に見えたが、実はカナダではバンクーバーの一部を除きディスペンサリーの営業は法律で禁止されていた。 当時カナダ国内にあったディスペンサリーの多くは違法営業であった。 現在は右の写真(カナダ、サスカトゥーン)の様な州政府から許可を得たディスペンサリーのみが営業していて、嗜好大麻合法化前に無数に存在していた違法ディスペンサリーは何処かに消えてしまった。 完全に無くなったとは言えないが以前に比べれば極端に少なくなった。それはバンクーバーも例外ではない。 では何故そんな事が起こったのだろう? 驚くかもしれないがその理由は大麻合法化そのものなのである。 上記にも述べた通り合法化の前にはグレーゾーンという扱いで沢山のディスペンサリーが営業していた。 それらの店は政府から正式な許可は得ていなかったが、BC州では特に警察もさほど騒ぎ立てることはほとんどなかった(全く無かった訳ではなく、稀に見せしめ的に警察に捜査に入られるところもあった)。 他州で店舗の検挙は行われていたが、それでも全ての店舗に及ぶような事ではなく日本の警察の大麻への対応とは全く異なっていた。 その上での合法化であったので多くの人がそれらのディスペンサリーも営業を許可されると思ったようだ。 しかし現実は違った。 今までは違法ではあったが民意を考慮して政府や警察も動いていた。 そのため警察に捕まってもお咎めなしで解放されるケースがほとんどであった。しかし昨年2018年に民意により合法化された大麻。 やはりそこにあったのはルールであり法律であった。 その法律はディスペンサリーの営業数、営業時間はもちろん生産者、仕入れ先も限定されるものであった。 そして法律として出来上がったルールを破る事はそれまで大麻関連で逮捕された時の刑罰とは比べ物にならない程の重罰になった。 そのがそれまで無許可で営業を続けていたほとんどの店舗が営業を終えなければならなかった理由である。 2019年5月5日現在では許可される店舗も半年前の合法化当時よりは増え商品不足などの混乱は減少してきてはいる。 それでも政府に許可をもらった数少ない生産者たちの間での競争率は低く、違法当時グレーエリアでしのぎを削っていたグロワー達が作っていたような大麻に出会うことは少しづつ難しくなってきている。

ツナロック Tuna Rock

大麻にも他の野菜、果物、また動物と同様に 様々な品種、種類があり、それぞれに原産地がある。 大麻愛好家なら1度は聞いたことがあるであろう言葉、BCバッズ。 それはカナダのブリテッシュコロンビア州でグロワー達の長年のフェノハンティングの末に生まれた品種の事を指す(BC州で育てられたという意味ではない)。 Tuna Rock, Tuna Star, Rockstar Tuneなど様々な呼び名があるこの品種。 Tuna KushとRockstar Kushという2つのカナダ生まれの名品種から誕生した眠たくて重たいインディカハイブリッド。 今回手に入れることが出来たこのTuna RockはRockstar Kushの影響の方が強く出ていたのか匂いや味もそちらに近いものだった。 エフェクトはまず軽い高揚感から始まる。 時間がたつにつれその高揚感はより高くなっていくが、それと同時にインディカのエフェクトにより体はどんどんとリラックスしていくように感じられる。 そのリラックス感にはインディカによくあるような痺れた様な感覚は無く、個人的な感想としてはインディカがよく使われるペインコントロールなどではなく、慢性ストレスや食欲不振などに向いている様に感じられた。

420って何?

大麻に関心がある人のみならず、レゲエやHIP HOPを聞く人なら音楽の中にもよく登場する言葉「420」。 そして4月20日には世界中で大麻のお祭りが開催される。 さらに数年前からは「710」なんていう言葉も出てきたが一体どういう意味なんだろう? 「420」の由来は諸説ある。 沢山の人が信じている説の1つとしてロサンゼルス市警察の大麻捜査のコードネームが420だったというものがある。 しかしこの説は後にCNNがそれは別の物へのコードネームであった事を報じた。 よく知られている別の説としてボブ・ディランの曲から由来しているというものもある。 彼の作品の中に “Rainy Day Women #12 & 35.” という曲があり、もし12を35で割ると「420」という数字が出てくるというものだ。 さらにこの曲の中には “Everybody must get stoned(皆なweedを吸わなくては!)”という歌詞が出てくる為それが沢山の人が420の由来はボブ・ディランであるという事を信じさせるきっかけになった。 しかしこの説も後にCNNに否定されている。 では本当の名前の由来は何なんだろう? 最も有力な説は1971年の遡ることになる。 当時カリフォルニアにthe Waldosと名乗る5人組の高校生グループがいた。 彼らは授業の後、 4時20分頃に集まりweedを吸い、weedを探しに行くというのが日課になっていた。 えっ?weedを探しに行くってどういう事? 実は当時近くを通る湾岸警察が水路をくぐるために大麻を捨てなければいけなかったらしいのだ。 その話を耳にした彼らはそれを拾いに行っていたのだという。 さらに彼らは自分たちで作った宝の地図(大麻が捨てられる位置を記載した地図)をも持っていたらしい。 しかし彼らが実際に乾燥大麻を見つけることはなかったようだが、彼らは宝探しを続けそれを「420」と呼んでいたらしい。 余談だがthe Waldosのメンバーの中の一人がthe Grateful DeadのベーシストPhil Leshの友人だったようだ。 それでその後のツアーでLeshは420という単語を拡めていったようだ。

リックシンプソンオイル

皆さんはリックシンプソンという男のご存知だろうか? リックシンプソンって誰? 医療大麻に興味がある人なら一度は聞いたことがあるであろうRick Simpson OilまたはRSO。 それはあるカナダ出身の男の名前から付けられた。 1997年、リックシンプソンはカナダのある病院のボイラー室で働くエンジニアだった。 RSOはこうして完成した 仕事中の事故で頭を強く打ちその後は頭痛、耳鳴りなどの後遺症を患うことになった。 その頃偶然にも大麻の医療効果を耳にしたリックシンプソンは主治医に大麻の医療目的での使用を相談したが、彼の医者は考えることすら拒否をしたようだ。 大麻の入手先に困ったリックシンプソンはその後自ら大麻を栽培するようになり、その大麻を自らの治療のために使い彼の症状は改善していった。 2003年、リックシンプソンは今までになかった3つの隆起物が自分の腕にある事に気が付き病院へ行った。 生体検査の結果それは皮膚がんである事が判明した。 その頃の彼は大麻に含まれるカンナビノイドの1つであるTHCが癌細胞を死滅させると JNCI (JOURNAL of the NATIONAL CANCER INSTITUTE)を読み学び、また過去に自らが大麻を使って症状を改善させた経験もあるので、今回も自分で作った大麻オイル(リックシンプソンオイル, RSO)を使うことにした。 包帯にオイルを染み込ませそれで腕の癌により隆起してきている部分をカバーするという方法だ。 4日後その包帯を取り除いてみるとそこにあった隆起物は消えていた。 それでも彼の医者は大麻の医療効果を否定し続けたという。。。 Rick Simpson Oilの使い方 まず初めにこのブログはリックシンプソンオイルの日本国内での使用を勧めるものではない。 カナダ、アメリカなど合法な国々での使用を前提としたものだ。 RSOの使い方として2019年5月現在北米では、60グラムのオイルを90日かけて経口摂取するのが一般的な投与量であると考えられている。 こちらがリックシンプソンの公式サイトである。 また投与量のチャートを下部のボタンからダウンロード出来るようにしたのでそちらも参考にしていただきたい。 リックシンプソンオイル使用量チャート 使用料は全て米粒の粒数で示されている。 初日は米粒半粒の大きさのオイル接種からスタートするが、約1か月後には10粒以上の量を一度に消費するという意味だ。 そしてさらにそれを1日3回行う。 90日1クルーの後も引き続きオイルを接種したいと考える人もいるだろうが、実際は1カ月1~2グラムの接種で十分恩恵を受けられるはずだ。 リックシンプソンオイルは今までの医学に取って代わる様な物でも、全ての癌を治す奇跡の薬の様な物でもないし、そう考えられるべきではない。 しかし世界中で多くの人がこのオイルの恩恵を受け、また癌が治っているというのも事実の1つとして憶えておいても損はないだろう。

スーパーレモンヘイズ Super Lemon Haze

基本情報 2019年3月30日、The Seed Bankの創始者Neville Schoenmakersがこの世を去った。 彼が大麻業界に残した功績はここで語るには大き過ぎるがレビューの前に少しだけ触れたみようと思う。 若い頃にオーストラリアからオランダへ引っ越したNevilleはそこで大麻栽培を始めた。 タイ、アフリカ、コロンビアから種を使って栽培を試みたが予定通りにはいかず、それは後にオランダの気候が原因である事を突き止めた。 そこでNevilleはオランダの気候に合った最高の遺伝子を追求する為にはシードバンクだと考え1984年にThe Seedbankを設立した。 1991年、Sensi SeedにThe Seedbankを売却するまでの間にNevilleはカリフォルニア出身のSam the Skunkmanに出会い Original Haze,Skunk #1,Early Girl,California Orangeなどの種子を入手している。 それらの種子と自分の種子とをクロスさせ数々の名作品種を生み出していった。 その中の1つがこのサティバ、Super Lemon Hazeである。 風味と効能 今回の物はブリティッシュコロンビア州のNelsonという所で育てられた物だ。 丁寧に育てられキュアされたトップシェルフはケースを開けた瞬間に部屋中を匂いで充満させた。 NevilleのGreenhouse Seedsから出たこの大人気なサティバは名前から想像できる通りレモンの様な強烈な柑橘系の味と匂いが特徴だ。 そのフルーティーな味わいからか女の子に特に人気の品種でもある。 ヘイズ(haze)特有のヘッドハイは友達と遊ぶ時はもちろん、緊張してしまうような社交の場に行くようなときにも向いている。 また多幸感と共に意欲が沸いてくるようなエフェクトはwake & bakeに最高だ。 医療目的では? ストレスや鬱の緩和にとても向いているが、パニックをお持ちの方は避けた方が無難だろう。 強いヘッドハイがトリガーになるケースがあるようだ。 またスーパーレモンヘイズはある程度のボディーハイも与えてくれるので体のリラックス効果も高い。 予防医療の様な観点からなら使う事が出来るが、どちらかというと嗜好目的で使われることの方が多いようだ。

カナダ大麻合法化

2018年10月17日、ウルグアイに続き世界で2番目にカナダが嗜好大麻を合法化した。 日本でもテレビやインターネットなどでニュースが伝えられ様々な意見が飛び交ったのでその一部を振り返ってみたいと思う。 日本国内での報道 インターネットの発達とともに海外での情報も昔より簡単に入手出来るようになった。 また海外に出る日本人も昔よりは多くなりニュースの均一化は30年前と比べればその差は一目瞭然だろう。 しかし戦後敷かれた大麻取締法の影響は大きい。 大麻が厳しく取り締まられている日本ではやはり受容的な声は少なく、危険性を煽ったりするような意見が多く見られた。 その様な意見の中には科学的根拠も一切なくただ大麻に関するイメージのみで語られているものすらあった。 「近い将来カナダでは大麻中毒者が増加する」などの記事であった。 またカナダが合法化に至った理由として「使用者があまりにも増えすぎた為に仕方がなく合法化した」などがあった。 えっ? 仕方なく合法化? は? バカなの?いやいやっ! (#-_-)/ 嘘はダメでしょwww 2019年4月現在未だに日本では医療大麻合法化すら起こっていない。 その一方でカナダでは早くも2001年に合法化した。 一番最初に導入された医療大麻ライセンスはMMAR the Marihuana for Medical Access Regulations と呼ばれるものだった。 その後2013年のMMPR the Marihuana for Medical Purposes Regulations , 2016年のACMPR the Access to Cannabis for Medical Purposes Regulations と続いた。 https://london.ctvnews.ca/medicalmarijuana/a-timeline-of-some-significant-events-in-the-history-of-medical-marijuana-in-canada-1.3858860 CTV News カナダが大麻を合法化した本当の理由 なぜカナダはいち早く医療大麻を合法化させ2度もライセンス制度の見直しをしたのだろうか? 本当に日本のメディアが言う通りどんどん増えていく大麻使用者にカナダ政府が対応してきた結果なのだろうか? 答えはNOである。 まず2度も制度の変更が行われた原因だが、それは国民の権利と大麻の医療効果を認める最高裁判所と合法化されるのを何とか食い止めようとしたカナダ政府であるといえるであろう。 当時のカナダ政府は政治的理由から大麻は合法化しないと明言し、また大麻の医療効果も認めてはいなかった。 しかしカナダ国民の間では当時から大麻の医療効果はある程度知られていたので病気にかかると大麻を使用し始め、それによって逮捕される者も少なくはなかった。 だから医療目的での大麻合法化は最早起こるべくして起こったと言ってもいいだろう。 日本では裁判所が大麻取締法を尊重し続けるが、カナダでは裁判所がカナダの大麻取締法にNOとを突き付けたとも言えるのだ。 2019年現在の日本 …

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