基本情報
2019年3月30日、The Seed Bankの創始者Neville Schoenmakersがこの世を去った。
彼が大麻業界に残した功績はここで語るには大き過ぎるがレビューの前に少しだけ触れたみようと思う。
若い頃にオーストラリアからオランダへ引っ越したNevilleはそこで大麻栽培を始めた。
タイ、アフリカ、コロンビアから種を使って栽培を試みたが予定通りにはいかず、それは後にオランダの気候が原因である事を突き止めた。
そこでNevilleはオランダの気候に合った最高の遺伝子を追求する為にはシードバンクだと考え1984年にThe Seedbankを設立した。
1991年、Sensi SeedにThe Seedbankを売却するまでの間にNevilleはカリフォルニア出身のSam the Skunkmanに出会い Original Haze,Skunk #1,Early Girl,California Orangeなどの種子を入手している。
それらの種子と自分の種子とをクロスさせ数々の名作品種を生み出していった。
その中の1つがこのサティバ、Super Lemon Hazeである。
風味と効能
今回の物はブリティッシュコロンビア州のNelsonという所で育てられた物だ。
丁寧に育てられキュアされたトップシェルフはケースを開けた瞬間に部屋中を匂いで充満させた。
NevilleのGreenhouse Seedsから出たこの大人気なサティバは名前から想像できる通りレモンの様な強烈な柑橘系の味と匂いが特徴だ。
そのフルーティーな味わいからか女の子に特に人気の品種でもある。
ヘイズ(haze)特有のヘッドハイは友達と遊ぶ時はもちろん、緊張してしまうような社交の場に行くようなときにも向いている。
また多幸感と共に意欲が沸いてくるようなエフェクトはwake & bakeに最高だ。
医療目的では?
ストレスや鬱の緩和にとても向いているが、パニックをお持ちの方は避けた方が無難だろう。
強いヘッドハイがトリガーになるケースがあるようだ。
またスーパーレモンヘイズはある程度のボディーハイも与えてくれるので体のリラックス効果も高い。
予防医療の様な観点からなら使う事が出来るが、どちらかというと嗜好目的で使われることの方が多いようだ。