皆さんはリックシンプソンという男のご存知だろうか?
リックシンプソンって誰?
医療大麻に興味がある人なら一度は聞いたことがあるであろうRick Simpson OilまたはRSO。
それはあるカナダ出身の男の名前から付けられた。
1997年、リックシンプソンはカナダのある病院のボイラー室で働くエンジニアだった。
RSOはこうして完成した
仕事中の事故で頭を強く打ちその後は頭痛、耳鳴りなどの後遺症を患うことになった。
その頃偶然にも大麻の医療効果を耳にしたリックシンプソンは主治医に大麻の医療目的での使用を相談したが、彼の医者は考えることすら拒否をしたようだ。
大麻の入手先に困ったリックシンプソンはその後自ら大麻を栽培するようになり、その大麻を自らの治療のために使い彼の症状は改善していった。
2003年、リックシンプソンは今までになかった3つの隆起物が自分の腕にある事に気が付き病院へ行った。
生体検査の結果それは皮膚がんである事が判明した。
その頃の彼は大麻に含まれるカンナビノイドの1つであるTHCが癌細胞を死滅させると JNCI (JOURNAL of the NATIONAL CANCER INSTITUTE)を読み学び、また過去に自らが大麻を使って症状を改善させた経験もあるので、今回も自分で作った大麻オイル(リックシンプソンオイル, RSO)を使うことにした。
包帯にオイルを染み込ませそれで腕の癌により隆起してきている部分をカバーするという方法だ。
4日後その包帯を取り除いてみるとそこにあった隆起物は消えていた。
それでも彼の医者は大麻の医療効果を否定し続けたという。。。
Rick Simpson Oilの使い方
まず初めにこのブログはリックシンプソンオイルの日本国内での使用を勧めるものではない。
カナダ、アメリカなど合法な国々での使用を前提としたものだ。
RSOの使い方として2019年5月現在北米では、60グラムのオイルを90日かけて経口摂取するのが一般的な投与量であると考えられている。
こちらがリックシンプソンの公式サイトである。
また投与量のチャートを下部のボタンからダウンロード出来るようにしたのでそちらも参考にしていただきたい。
リックシンプソンオイル使用量チャート
使用料は全て米粒の粒数で示されている。
初日は米粒半粒の大きさのオイル接種からスタートするが、約1か月後には10粒以上の量を一度に消費するという意味だ。
そしてさらにそれを1日3回行う。
90日1クルーの後も引き続きオイルを接種したいと考える人もいるだろうが、実際は1カ月1~2グラムの接種で十分恩恵を受けられるはずだ。
リックシンプソンオイルは今までの医学に取って代わる様な物でも、全ての癌を治す奇跡の薬の様な物でもないし、そう考えられるべきではない。
しかし世界中で多くの人がこのオイルの恩恵を受け、また癌が治っているというのも事実の1つとして憶えておいても損はないだろう。