大麻に関心がある人のみならず、レゲエやHIP HOPを聞く人なら音楽の中にもよく登場する言葉「420」。
そして4月20日には世界中で大麻のお祭りが開催される。
さらに数年前からは「710」なんていう言葉も出てきたが一体どういう意味なんだろう?
「420」の由来は諸説ある。
沢山の人が信じている説の1つとしてロサンゼルス市警察の大麻捜査のコードネームが420だったというものがある。
しかしこの説は後にCNNがそれは別の物へのコードネームであった事を報じた。
よく知られている別の説としてボブ・ディランの曲から由来しているというものもある。
彼の作品の中に “Rainy Day Women #12 & 35.” という曲があり、もし12を35で割ると「420」という数字が出てくるというものだ。
さらにこの曲の中には “Everybody must get stoned(皆なweedを吸わなくては!)”という歌詞が出てくる為それが沢山の人が420の由来はボブ・ディランであるという事を信じさせるきっかけになった。
しかしこの説も後にCNNに否定されている。
では本当の名前の由来は何なんだろう?
最も有力な説は1971年の遡ることになる。
当時カリフォルニアにthe Waldosと名乗る5人組の高校生グループがいた。
彼らは授業の後、 4時20分頃に集まりweedを吸い、weedを探しに行くというのが日課になっていた。
えっ?weedを探しに行くってどういう事?
実は当時近くを通る湾岸警察が水路をくぐるために大麻を捨てなければいけなかったらしいのだ。
その話を耳にした彼らはそれを拾いに行っていたのだという。
さらに彼らは自分たちで作った宝の地図(大麻が捨てられる位置を記載した地図)をも持っていたらしい。
しかし彼らが実際に乾燥大麻を見つけることはなかったようだが、彼らは宝探しを続けそれを「420」と呼んでいたらしい。
余談だがthe Waldosのメンバーの中の一人がthe Grateful DeadのベーシストPhil Leshの友人だったようだ。
それでその後のツアーでLeshは420という単語を拡めていったようだ。