先日のアメリカ大統領選の結果、トランプに代わる新しいリーダーとしてバイデンが選出され、また再び大麻業界に期待が集まっています。
バイデン政権で副大統領を務めるカマラ・ハリスは、この選挙以前から大麻に関しては融和政策を推しており、また当の本人バイデンも非犯罪化を明言していた事が一つの要因として考えられるでしょう。
それに伴い、北米の大麻、CBDビジネスでの競争はより激しくなっており、次々と新しい商品が市場に投入され続けています。
そんな中で最近人気が高まってきているのが、エディブルやドリンクとして摂取できるCBDです。
しかし実際にディスペンサリーに行き商品を選ぼうと思っても、その種類の多さから何を買ってよいのか分からず、結局試せていない人が多いのが現状の様です。
そこで今回はカナダ、アメリカで売られている人気のCBD飲料をいくつか紹介したいと思います。
Flow Glow スプリングウォーター
北米大手のビール会社「Coors」とカナダの大麻企業「HEXO」の共同出資企業「Truss」の商品。
スプリングウォーターとして販売されており、様々なフレーバーがある。
「いろはす」のフレーバーウォーターみたいな商品を想像していただけると分かりやすいと思います。
こちらの会社は6つのブランドのCBDドリンクの発売を予定しており、こちらの商品が第一弾となっています。
CBDの含有量は10mg。
Quatreau スパークリングウォーター
下記の4種のフレーバーが発売されているスパークリングウォーターです。
目的に合わせてCBD=20mgのものと、CBD=2mg + THC=2mgの2種類の含有量から選択することが出来るのは嬉しい所です。
容量はどれも355ml。
- Cucumber + Mint/CBD=20mg
- Passion Fruit + Guava/CBD=20mg
- Ginger + Lime/CBD=2mg + THC=2mg
- Blueberry + Acai/CBD=2mg + THC=2mg
The Green Organic Dutchman Green Tea(煎茶)
1包でCBD=10mg, THC=1mgが含有されている煎茶のティーバッグです。
ティーバッグの素材、容器には自然環境に配慮したリサイクル可能なものが使われている。
大麻は自分で育てて使うことが出来る非常にエコな植物で、日本でもいずれ合法化が進み、大麻のそのようなイメージが定着するであろう事を考慮すれば、日本のCBD業者も今の内からこうしたアプローチをしていくのは有効的であると考えられます。
The Roasterie CBDコーヒー
大麻企業ではなくコーヒーメーカーが開発した10mgのCBDが含有された缶コーヒーです。
1缶5ドル、6本パック25ドル。
「缶コーヒー」という文化が定着していない北米では、なかなか得売れ行きが不透明。
その点、缶コーヒーが大人気である日本でこそ販売するべき商品なのかも知れません。
CBDもコーヒーも朝に摂取する人は多く、また味の面でコーヒーとの相性も悪くない。
カフェなどで同時展開しても面白うそうですね。
Spring CBD ソーダー
4種類のフレーバーが発売されており、それぞれ20mgのCBDが含有されています。
このような炭酸飲料が、現在では一番オーソドックスな形のCBDドリンクと言えると思います。
2本で60ドル。(1本辺り5ドル)
VYBES Wellness Water
オーガニックの材料にこだわった、CBD25mg含有のフルーツドリンク。
搾りたてジューススタンドや、健康志向のスムージ屋さんなどは日本でも受け入れられるかも?
味だけではなく「Focus」「Relax」といった売り方も面白く、テルペンなどと配合すればその組み合わせは無限大。
大麻を敬遠する人や女性にも受け入れられやすいアプローチの商品だと言えるでしょう。
EVERx CBD Infused スポーツドリンク
1本あたり10mgのCBDが含まれており、販売価格は6本で44.99ドル。
若しくは24本で144.99ドル。
CBDとスポーツは相性が良いが、日本ではCBD販売業者はその医療効果を謳うことは出来ないため、販売するには工夫が必要になるのかも知れません。
やはりそんな心配をするより、はやく法整備がされ日本でも北米と同じ様なアプローチでCBDが販売出来るようになると良いですね。
Kona Gold Hemp Energy Drinks
最大の特徴はCBDだけではなく、「ヘンプ成分」そのものを含んでいること。
その他にカフェイン、ビタミンBが含まれる。
価格は12本パックで25ドル。
こちらの商品はCBDの含有量は記載されていないが、日本でこういった商品を発売する場合には、ユーザーの事を考えると、しっかりと含有量を記載して欲しいものです。
成分表のタンパク質量が0グラムであることから、ヘンププロテインパウダーが使われている可能性は低い。
どんな「ヘンプ成分」を使うのかによって様々な商品を作る事が3出来ると思います。
Cannabis Energy Drink
アムステルダム発のカンナビスエナジードリンク。
THCは一切含まれていないのですが、CBDの含有量の記載も一切なし。
原材料の欄にヘンプシードエクストラクトとある。
内容量は250mlで、タウリンとカフェインが配合されている。
上記の商品と同様に、こういった商品が日本で発売される際には、カンナビノイドの含有量がしっかり記載される事を期待したいです。
Sunday Scaries YOLO Shot CBD Energy Shot
50mgのCBDが配合されているため、他社の類似製品と比べ値段は高め。
5.75ドル、若しくは12本で69ドル。
その他の成分として565mgのタウリン、オーガニックグリーンコーヒービーン、朝鮮人参、ガラナ、CBDエクストラクトが記載されており、珍しい成分が使われているのも価格が高めな理由の一因でしょう。
ほとんどのCBDエナジードリンクのCBD含有量は0mg〜13mgであるため、CBDが高配合なエナジードリンクを求めるユーザーに人気となっています。
カフェインも配合されているのですが、その量に関する記載はありません。
まとめ
お茶、コーヒーといったリラックスする為に飲むようなものから、スポーツドリンク、エナジードリンクといった一見逆のイメージのドリンクにも使われるようになってきたCBD。
その効果自体は人により様々ですし、また摂取量によっても感じる効果が変わってくると言われています。
自分にとってどんな時にどれだけのCBDを摂取すると有効的に使えるのか?など、それぞれに合った商品を探してみるのも楽しいと思います。
もし北米にお越しのチャンスがある方は是非お試しください。
またこういった商品が多く発売され、日本のユーザーの選択肢がさらに増え、楽しいCBDショッピングが出来る様になる事を期待しています!
またカンナビスジャパンセントラルではCBDアイソレート、オイルなどB2Bでのみ取り扱っております。
興味のある業者様は info@cannabisjapancentral.com かこちら から一度ご連絡いただけたらと思います。